蹴球魂!!!!
「まぁいいや♪森ちんの隣座る!!」


…え"。


「よしよし、素直でよろしい!!」

「「ちょ!!」」

えぇーっ!?

「って事で、晃汰と円が隣で☆」

「まーちん、晃ちん、ケンカ禁止だよ??」

「「ありえなーい!!」」

「え、ケンカする予定だったの!?」

「「違うわ!!」」


ちょ、ちょっと待ってよ…!!!!

いきなり晃汰と隣はキツいって!!!!


どうにかして!!と飛鳥&俊介の方を見ると、満面の笑みを返された。


って、そりゃそーか…。

企んだの、こいつらだもんね…。


「ったく仕方ねぇな…。おい、座んぞ」

「あ、うんっ」

「俺が窓側」

「はいはい」

言うと思ったよ。笑


「「………。」」


終始無言のあたしたち。…き、気まずい……。

そんな静けさを破ったのは、晃汰だった。


「飛鳥を好きになった方が、お前のためじゃね??」

「っえ……??」

突然の、晃汰の提案。

それはあまりにも意外で、あたしは返事に戸惑ってしまった。


「まぁ、どうしようがお前の勝手だけどな」

「う、ん…」


それから晃汰は、新潟に着くまで、1度も目を覚まさなかった。
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