蹴球魂!!!!
Game37
ードクンッ
何か、何か悪い事が起きる。
そんな気がした。
海に着いても、飛鳥は手を離してくれなかった。
「あのさ、馬鹿なホモがいないから言うけど…」
不意に口を開いたのは、晃汰だった。
心がざわついた。
さっきまで固く握り締められていた手のひらが、解けた。
「鈴木とケンカしたのって、俺が原因??」
「っ…!!!!」
言いたく、ない。
こんな事、言いたくない。
言ったら晃汰に嫌われる。
だって、晃汰は胡桃が好きだから。
そんな時、支えてくれたのは、飛鳥だった。
「晃汰、もう…無理に詮索すんのやめてやろーや??」
「あ??」
「言いたくない事もあるじゃん??」
ードキン
飛鳥は、なんでこんなにも優しいんだろう??
あたしは好きになれないのに。
なんでこんなあたしを、まっすぐに想ってくれるんだろう??
「もう…いい」
「よっ!!それでこそ晃汰!!気にしないのが一番だろ☆」
「なんかそれ、俺が適当主義者みたいに聞こえんだけど」
「え??気のせいじゃね??」
なんでこんなあたしを、ひたすら守ってくれるんだろう??
何か、何か悪い事が起きる。
そんな気がした。
海に着いても、飛鳥は手を離してくれなかった。
「あのさ、馬鹿なホモがいないから言うけど…」
不意に口を開いたのは、晃汰だった。
心がざわついた。
さっきまで固く握り締められていた手のひらが、解けた。
「鈴木とケンカしたのって、俺が原因??」
「っ…!!!!」
言いたく、ない。
こんな事、言いたくない。
言ったら晃汰に嫌われる。
だって、晃汰は胡桃が好きだから。
そんな時、支えてくれたのは、飛鳥だった。
「晃汰、もう…無理に詮索すんのやめてやろーや??」
「あ??」
「言いたくない事もあるじゃん??」
ードキン
飛鳥は、なんでこんなにも優しいんだろう??
あたしは好きになれないのに。
なんでこんなあたしを、まっすぐに想ってくれるんだろう??
「もう…いい」
「よっ!!それでこそ晃汰!!気にしないのが一番だろ☆」
「なんかそれ、俺が適当主義者みたいに聞こえんだけど」
「え??気のせいじゃね??」
なんでこんなあたしを、ひたすら守ってくれるんだろう??