蹴球魂!!!!
そのまま、ずっと側にいてくれる飛鳥。
その温もりが、あたしにとって何よりの救いだった。
「でも」
不意に口を開いたのは、飛鳥だった。
「円はこのメンバーってなった時、晃汰の事考えた??」
「え…??」
晃汰の、事…??
「鈴木さんが来る事で、晃汰がどんな思いをするか」
そう、だ…。
「更に、唯斗先輩とのいちゃつく所を見る事で、晃汰がどんな思いをするか」
何も、何一つ考えてなかった。
自分の事でいっぱいで、周りが全然見えてなかった。
“晃汰がどんな思いをするか”
そんな事、頭を掠める事すらしなかった。
ーズキン
今更気付くなんて。
飛鳥に言われて、やっと気付くなんて。
あたし、最低だった…。
「円」
「…??」
後悔で肩を震わせていたら、優しい声が聞こえた。
「ちゃんと謝れば、わかってくれるんじゃね??」
「でも…」
「確証はないけど、晃汰ならわかってくれるから」
「っ……!!」
「FWとMFが仲悪かったら、試合も上手く機能しないだろ??」
…飛鳥、ありがとう。
「あたし、ちゃんと晃汰に謝る」
子供でごめんね、世話焼かせてごめんね。
「うん、頑張りな??」
こんなあたしを支えてくれて、ありがとう。
その温もりが、あたしにとって何よりの救いだった。
「でも」
不意に口を開いたのは、飛鳥だった。
「円はこのメンバーってなった時、晃汰の事考えた??」
「え…??」
晃汰の、事…??
「鈴木さんが来る事で、晃汰がどんな思いをするか」
そう、だ…。
「更に、唯斗先輩とのいちゃつく所を見る事で、晃汰がどんな思いをするか」
何も、何一つ考えてなかった。
自分の事でいっぱいで、周りが全然見えてなかった。
“晃汰がどんな思いをするか”
そんな事、頭を掠める事すらしなかった。
ーズキン
今更気付くなんて。
飛鳥に言われて、やっと気付くなんて。
あたし、最低だった…。
「円」
「…??」
後悔で肩を震わせていたら、優しい声が聞こえた。
「ちゃんと謝れば、わかってくれるんじゃね??」
「でも…」
「確証はないけど、晃汰ならわかってくれるから」
「っ……!!」
「FWとMFが仲悪かったら、試合も上手く機能しないだろ??」
…飛鳥、ありがとう。
「あたし、ちゃんと晃汰に謝る」
子供でごめんね、世話焼かせてごめんね。
「うん、頑張りな??」
こんなあたしを支えてくれて、ありがとう。