蹴球魂!!!!
Game43
それからと言うもの、あたしたちの関係は何一つ変わる事はなくて…。
その微妙な距離のまま、2学期が始まる事となった。
「まーちんっ!!早くー!!」
「あたしこれでも女なんだもんー!!」
「どこがだよ??」
「晃汰は黙ってて!!!!」
「円、スカート逆じゃない??」
「ギャァァァァ!!!!」
「森ちんにお礼は??」
「飛鳥様ありがとう!!!!」
「はいはい。とりあえずもう1回トイレ行っといで」
「あぅ…」
部室前でバタバタするあたしたち。
もう!!始業式の日ぐらい朝練なくてもいいじゃん!!!!
焦ってスカート、前後逆に履いちゃったし!!(飛鳥が教えてくれてなかったら気付かなかったし…)
「只今から、始業式を…」
そんな教頭先生の言葉が、クラスの列に戻った瞬間聞こえた。
「「ぶくく…」」
同時に後ろから、憎たらしい笑い声も…。
って、おい!!
思わず心の中で突っ込むと、穏やかな笑顔に似合わない、血管の浮き出た担任の先生がいた。
…ごめんなさい。
「いやー、お前、面白すぎ♪」
「うるさい!!元はと言えば、笑い出した晃汰たちが悪いんだからね!?」
「はぁ!?」
「「まぁまぁ2人とも落ち着いて!!」」
こんないつものやりとり。
はぁ、成長しない奴らだなぁ…。
その微妙な距離のまま、2学期が始まる事となった。
「まーちんっ!!早くー!!」
「あたしこれでも女なんだもんー!!」
「どこがだよ??」
「晃汰は黙ってて!!!!」
「円、スカート逆じゃない??」
「ギャァァァァ!!!!」
「森ちんにお礼は??」
「飛鳥様ありがとう!!!!」
「はいはい。とりあえずもう1回トイレ行っといで」
「あぅ…」
部室前でバタバタするあたしたち。
もう!!始業式の日ぐらい朝練なくてもいいじゃん!!!!
焦ってスカート、前後逆に履いちゃったし!!(飛鳥が教えてくれてなかったら気付かなかったし…)
「只今から、始業式を…」
そんな教頭先生の言葉が、クラスの列に戻った瞬間聞こえた。
「「ぶくく…」」
同時に後ろから、憎たらしい笑い声も…。
って、おい!!
思わず心の中で突っ込むと、穏やかな笑顔に似合わない、血管の浮き出た担任の先生がいた。
…ごめんなさい。
「いやー、お前、面白すぎ♪」
「うるさい!!元はと言えば、笑い出した晃汰たちが悪いんだからね!?」
「はぁ!?」
「「まぁまぁ2人とも落ち着いて!!」」
こんないつものやりとり。
はぁ、成長しない奴らだなぁ…。