蹴球魂!!!!
Game45
“魅惑の執事喫茶 〜秘められた美しさ〜”
「ってアホか!!!!」
死ぬほど嫌がる晃汰。
「晃ちんの執事姿…楽しみだぁー♪」
誰よりも喜ぶ俊介。
「秘められた美しさって…」
もはや呆れてる飛鳥。
そう。
サッカー部は、あのダンス部のステージ以外に、部室で出し物をするらしくて…。
「大輔先輩、本当ですか??」
恐る恐るそう聞くと、大輔先輩は歪んだ笑顔を見せた。
「伝統みたいなモノだから…我慢して??」
マジですか…。
じゃああたしも執事の格好するって事!?
嫌だなぁ…。
「あ、円ちゃんちょっと来て!!」
「??はーい」
部長に呼ばれて入ったのは、サッカー部の倉庫。
何??
これから何が起こるの??
「あの…部長??」
「これ、円ちゃんしか出来ない事なんだ」
「あたしにしか…??」
どういう事??
「だから、大人しく言う事聞いてね??」
「え…!?」
あたし、どうなるの!?!?