蹴球魂!!!!
lady??レディー??

れでぃー????


「え、えぇぇぇぇ!?!?」

じゃあもしかして!!

「一緒にプレー出来る!?本当に!?」


それは凄く嬉しいかも!!!!

将来は女子日本代表として、世界で戦っていくのがあたしの夢だもん。


アメリカの女子選手と一緒にプレー出来るなんて!!!!


そう興奮したけど、ケビンは肩を落として、申し訳なさそうに呟いた。

「スミマセン…。彼女はマネージャー希望デス…」


あ、ですよね…。

そう上手くはいかないよね…。


仕方ないけど、激しくショック…。


「ま、まーちん!!元気出して♪」

「そうそう!!円には元気が一番だぜ!?」

「元気があれば何でも出来るんデスよね!?円凄いデス!!!!」

「いやケビン、円は無駄に元気なだけで、特に何も出来ないぞ??」

「ちょ、晃汰くーん??」


そうそう。

あたしには元気が一番!!!!

元気があれば、あたしだって何でも出来る!!!!


…はず!!笑


「じゃ、とりあえず部室行こー??」

「そうだな」

「デハ部室で友人を紹介しマス!!」

「了解☆」

「そいつも日本語ペラペラ??」

「Yes!!僕より上手デス♪」

「「おぉー!!」」


ケビンのその言葉を聞いて、あたしと晃汰が胸を撫で下ろしたのは…言うまでもない。

< 234 / 394 >

この作品をシェア

pagetop