蹴球魂!!!!
Game51
「「じゃーんけーんぽんっ」」
学校の球技大会だからか、コイントスの代わりにジャンケン。
なんか…クオリティ低いってゆーか何てゆーか…。
「あ、あの子じゃない??」
「ほら、ピンクのシュシュ付けた、ポニーテールの子」
「あー、サッカー部の」
「すっかり有名人って感じだよねー」
目の前でヒソヒソと話すのは、唯斗先輩たちのクラスの女子。
言っとくけど…全部聞こえてまっせ。
別にもう慣れたからいいんだけどね??
「じゃあオレンジボールで」
オレンジ色のビブスを着たあたしたちに、審判からボールを渡される。
よーし、先制ゴールはいただきます☆
ーピーッ
ホイッスルの音と共に走り出す。
DFの先輩たちは、ビビってるのかわかんないけど…全然止めにこない。
いいの??このままシュートするけどっ??
「あ」
ゴール前までドリブルでGK以外の相手を抜いて、シュートしようとした時、GKは意を決したかのように、前に出てきた。
この人、経験者??
なんかオーラが違うし…ここで前に来なきゃ、あたしは普通にゴールしてた。
…楽しくなってきたー!!
「「円、行けぇっ」」
後ろから聞こえてくる、同じチームの子たちの声。
…誰も詰めて(こぼれ球を拾う準備)してないのね…。
あたしは周りの状況を見て、ボールをフワッと持ち上げながらシュートを打った。
学校の球技大会だからか、コイントスの代わりにジャンケン。
なんか…クオリティ低いってゆーか何てゆーか…。
「あ、あの子じゃない??」
「ほら、ピンクのシュシュ付けた、ポニーテールの子」
「あー、サッカー部の」
「すっかり有名人って感じだよねー」
目の前でヒソヒソと話すのは、唯斗先輩たちのクラスの女子。
言っとくけど…全部聞こえてまっせ。
別にもう慣れたからいいんだけどね??
「じゃあオレンジボールで」
オレンジ色のビブスを着たあたしたちに、審判からボールを渡される。
よーし、先制ゴールはいただきます☆
ーピーッ
ホイッスルの音と共に走り出す。
DFの先輩たちは、ビビってるのかわかんないけど…全然止めにこない。
いいの??このままシュートするけどっ??
「あ」
ゴール前までドリブルでGK以外の相手を抜いて、シュートしようとした時、GKは意を決したかのように、前に出てきた。
この人、経験者??
なんかオーラが違うし…ここで前に来なきゃ、あたしは普通にゴールしてた。
…楽しくなってきたー!!
「「円、行けぇっ」」
後ろから聞こえてくる、同じチームの子たちの声。
…誰も詰めて(こぼれ球を拾う準備)してないのね…。
あたしは周りの状況を見て、ボールをフワッと持ち上げながらシュートを打った。