蹴球魂!!!!
Game67
ーピーッ
試合再開。
飛鳥の怪我によって、あたしたちは精神的にやられていた。
“もし、飛鳥の身に何かあったら??”
不安だよ…。
飛鳥は、何を抱えてるの??
1人で無理しないで…。
「円っ!!!!」
「っ!?」
まるで、ぶつけてきたかのような強いボール。
「早く走れよ!!自陣にボール入れてたら、余計負担かかるだろ!?」
「こ、晃汰…!!」
目頭が熱くなる。
「わかったらサッサと走れ、亀!!」
「…わかってますよっ!!!!」
ドリブルのスピードを速めて、トップスピードに乗る。
いつも以上に冷静でいられてるあたし。
なんか今日は、周りがよく見える。
ほら、あそこに唯斗先輩。あっちには大輔先輩。
でも2人とも、厚いマークに付かれてる。
「晃汰っ!!」
そんな中、22人が走り回るピッチの上で、身軽にマークを置き去りにした晃汰。
「見えてんじゃん♪」
「まぁね!!」
晃汰は左サイドから、あたしは右から、ぐんぐんとゴールへの距離を縮める。
「晃汰!!こっちこっち!!」
その時、マークが付いたままの大輔先輩が声を上げた。
その声に反応する、相手のDFたち。
その隙に…!!!!
試合再開。
飛鳥の怪我によって、あたしたちは精神的にやられていた。
“もし、飛鳥の身に何かあったら??”
不安だよ…。
飛鳥は、何を抱えてるの??
1人で無理しないで…。
「円っ!!!!」
「っ!?」
まるで、ぶつけてきたかのような強いボール。
「早く走れよ!!自陣にボール入れてたら、余計負担かかるだろ!?」
「こ、晃汰…!!」
目頭が熱くなる。
「わかったらサッサと走れ、亀!!」
「…わかってますよっ!!!!」
ドリブルのスピードを速めて、トップスピードに乗る。
いつも以上に冷静でいられてるあたし。
なんか今日は、周りがよく見える。
ほら、あそこに唯斗先輩。あっちには大輔先輩。
でも2人とも、厚いマークに付かれてる。
「晃汰っ!!」
そんな中、22人が走り回るピッチの上で、身軽にマークを置き去りにした晃汰。
「見えてんじゃん♪」
「まぁね!!」
晃汰は左サイドから、あたしは右から、ぐんぐんとゴールへの距離を縮める。
「晃汰!!こっちこっち!!」
その時、マークが付いたままの大輔先輩が声を上げた。
その声に反応する、相手のDFたち。
その隙に…!!!!