蹴球魂!!!!
Game68
嘘みたいな初戦突破。
気付いてみれば、3-0の圧勝に終わった。
だけど…。
「森山 飛鳥はもう使えないよ??子猫ちゃん??」
何それ…!!!!
「そんな言い方ひ「黙れよ」」
「「っ!?」」
あたしが言い返そうとした時、後ろから低くて太い声が聞こえた。
「晃汰…??」
「てめぇ…絶対許さねぇからな」
「っ…」
晃汰が10番をキッと睨みつける。
その目は鋭くて、冷たくて、怒りに満ちていた。
「円」
「な、何…??」
その日の帰り道、ずっと不機嫌モードの晃汰が口を開いた。
「飛鳥のためにも、絶対勝つぞ」
「…うん!!」
「飛鳥が出なくてもいいぐらい、圧勝で勝ち上がってやろうぜ??」
ぶふっ…晃汰らしいセリフ!!
「あったりまえじゃんっ♪」
気持ちいいぐらいの圧勝、絶対してみせる!!!!
それからというものの、あの初戦で火が付いたあたしたちサッカー部は、その後も勝利を重ねて、県予選に出場し、初戦なんて5-1の圧勝。
県の新聞会社がインタビューに来るほどの注目を受けていた。
そして、目まぐるしくすぎる月日の中で、いつの間にか寒い冬が訪れ、県予選の決勝の日がやって来た。
「あ!!!!」
「どしたの、まーちん」
「忘れ物した!!先に行っててーっ!!」
気付いてみれば、3-0の圧勝に終わった。
だけど…。
「森山 飛鳥はもう使えないよ??子猫ちゃん??」
何それ…!!!!
「そんな言い方ひ「黙れよ」」
「「っ!?」」
あたしが言い返そうとした時、後ろから低くて太い声が聞こえた。
「晃汰…??」
「てめぇ…絶対許さねぇからな」
「っ…」
晃汰が10番をキッと睨みつける。
その目は鋭くて、冷たくて、怒りに満ちていた。
「円」
「な、何…??」
その日の帰り道、ずっと不機嫌モードの晃汰が口を開いた。
「飛鳥のためにも、絶対勝つぞ」
「…うん!!」
「飛鳥が出なくてもいいぐらい、圧勝で勝ち上がってやろうぜ??」
ぶふっ…晃汰らしいセリフ!!
「あったりまえじゃんっ♪」
気持ちいいぐらいの圧勝、絶対してみせる!!!!
それからというものの、あの初戦で火が付いたあたしたちサッカー部は、その後も勝利を重ねて、県予選に出場し、初戦なんて5-1の圧勝。
県の新聞会社がインタビューに来るほどの注目を受けていた。
そして、目まぐるしくすぎる月日の中で、いつの間にか寒い冬が訪れ、県予選の決勝の日がやって来た。
「あ!!!!」
「どしたの、まーちん」
「忘れ物した!!先に行っててーっ!!」