蹴球魂!!!!

Game73

「是非ウチに来て下さイ♪」

「そうネ!!ケビンのホームステイ先は大きいから、きっとOKが出るヨー」


県本戦の決勝が幕を閉じて、あたしたちはつかの間の休息。


「じゃあ…頼んでいいか??ホストファミリーは…ってあれ??飛鳥じゃなかったか??」

「ケビン、我が物顔で言うなよ…。一応俺ん家なんだし」

「ごめんなサイ☆」

「「いいだろ飛鳥ー」」

「「頼む!!」」

「…わかったよ。親に言っとく。」


ケビンとジェニーの気遣いのおかげで(っていうか飛鳥のおかげ??)、打ち上げ場所は飛鳥宅に決まった。


「いやー…しっかし、俺らが全国なんて夢みたいだな、晃ちん!!」

「当たり前だろ。つーか俺に振るなよ」

「まぁまぁ。晃汰も俊介も喧嘩しない♪」

「「飛鳥がそう言うなら…」」


そう、あたしたちはなんと県本戦の決勝で見事優勝して、全国への切符を手に入れたのです!!

嬉しすぎて、寝ても覚めても頬が緩みっぱなし!!!!


まぁ、そのおかげで練習は更にキツくなるんだけど…。


「じゃあ今日の部活はこれで終わりー」

「「ありがとーございましたー!!」」

よし、そんなハードスケジュールの部活も終わり!!

「おっし、このまま飛鳥宅に直行すんぞ!!!!」

「「らじゃー☆」」


普段なら午後もやる土曜練習を午前で切り上げて、午後からは打ち上げ☆

ふふふ…楽しみ!!!!


ケビンが広いっていう飛鳥の家…どれぐらい広いんだろう!?

大・豪・邸…!!だったりして!!!!
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