蹴球魂!!!!
「うっおー…股抜き!!」
「GKまで抜くとか余裕見せ付けすぎじゃねぇ??」
「前大会準優勝校も大した事ないねー」
「ちょっ…健司!!失礼な事言わないの!!」
「えー??でもまーちんもそう思わない??」
「健司に同意ー」
「森ちんもこう言ってるよー??」
駄目だ、飛鳥も健司も不安なんて微塵も感じてない!!
「飛鳥、こーゆーの見て不安にならないの??」
「え、全然??」
「…あ、そう……。健司は??」
「不安なんて全然!!むしろ早く試合したい♪」
「ははは…晃汰も不安とか感じないでしょ??」
「もちろん皆無」
「ですよねー」
なんか3人がいつもの100倍ぐらい生き生きしてらっしゃる!!!!
「お前は??不安なん??」
「え??…うん」
「円が??珍しいね」
「まーちんいつもなら燃えてる所じゃない??」
「弱いくせにな。今日雪降るんじゃねぇ??」
「失礼なっ」
“いつもなら燃えてる所”
そう…なんだけど。
「こんだけ上手い選手なんて初めて見たの。あんな人に勝てるのかなって…あたしただでさえ女子だからパワーとかで負けちゃうのに…」
初めて口にした弱音は、初めて口にした本音だった。
「円」
晃汰は立ち上がりながらあたしの名前を静かに呼んだ。
「晃汰…??何??」
「お前がそんな事言うなんて…幻滅した」
え…??
晃汰はそう言い捨てて観客席を出て行く。
「晃ちん??」
「おいっ…待てよ晃汰!!」
「GKまで抜くとか余裕見せ付けすぎじゃねぇ??」
「前大会準優勝校も大した事ないねー」
「ちょっ…健司!!失礼な事言わないの!!」
「えー??でもまーちんもそう思わない??」
「健司に同意ー」
「森ちんもこう言ってるよー??」
駄目だ、飛鳥も健司も不安なんて微塵も感じてない!!
「飛鳥、こーゆーの見て不安にならないの??」
「え、全然??」
「…あ、そう……。健司は??」
「不安なんて全然!!むしろ早く試合したい♪」
「ははは…晃汰も不安とか感じないでしょ??」
「もちろん皆無」
「ですよねー」
なんか3人がいつもの100倍ぐらい生き生きしてらっしゃる!!!!
「お前は??不安なん??」
「え??…うん」
「円が??珍しいね」
「まーちんいつもなら燃えてる所じゃない??」
「弱いくせにな。今日雪降るんじゃねぇ??」
「失礼なっ」
“いつもなら燃えてる所”
そう…なんだけど。
「こんだけ上手い選手なんて初めて見たの。あんな人に勝てるのかなって…あたしただでさえ女子だからパワーとかで負けちゃうのに…」
初めて口にした弱音は、初めて口にした本音だった。
「円」
晃汰は立ち上がりながらあたしの名前を静かに呼んだ。
「晃汰…??何??」
「お前がそんな事言うなんて…幻滅した」
え…??
晃汰はそう言い捨てて観客席を出て行く。
「晃ちん??」
「おいっ…待てよ晃汰!!」