蹴球魂!!!!
Game79
「円、今日も頑張ってね!!」
「うん!!いってきます」
元気良く家から飛び出すと、空は今日も晴天。
あの日以来、晃汰とはなかなか話せずに気まずい状態のまま、今日…大悟さんたちとの試合の日を迎えてしまった。
まだ2回戦なのに、あたしたちの前に立ちふさがる大悟さんという強力な敵。
彼を倒さなきゃ勝ち上がれない。
「…よしっ」
パンッと両手で頬を叩いて自分に気合を入れて歩き出す。
「よぉ」
「っ!?!?!?!?」
家の門を出た瞬間、誰かに声をかけられた。
その声は久々に聞く声だった。
「こここ晃汰!?なんでこんな所にいるの!?」
「は??別に何でもいいだろ」
「よくない」
「迎えに来たんだよ馬鹿」
「え…」
“迎えに来た”って…本当に??
「あん時からどっかの誰かさんが俺の事避けるから」
「え、あたし避けてなんか…」
「誰かさんがお前なんて言ってねーだろ馬鹿」
「馬鹿馬鹿うるさい!!晃汰の方が馬鹿!!」
「あー、そうかもな」
晃汰が晃汰らしくない。
あたしが言い返したのに何も反論してこない!!
どういう事!?!?
「この間、急にブチギレて悪ぃ」
「晃汰…」
急な晃汰の言葉は凄く意外なものだった。
「別に気にしてないもん」
あーやってしまった。すねちゃ駄目だよあたし!!
「嘘つけ。気にしまくってたくせに」
「う゛」
超図星…。
「うん!!いってきます」
元気良く家から飛び出すと、空は今日も晴天。
あの日以来、晃汰とはなかなか話せずに気まずい状態のまま、今日…大悟さんたちとの試合の日を迎えてしまった。
まだ2回戦なのに、あたしたちの前に立ちふさがる大悟さんという強力な敵。
彼を倒さなきゃ勝ち上がれない。
「…よしっ」
パンッと両手で頬を叩いて自分に気合を入れて歩き出す。
「よぉ」
「っ!?!?!?!?」
家の門を出た瞬間、誰かに声をかけられた。
その声は久々に聞く声だった。
「こここ晃汰!?なんでこんな所にいるの!?」
「は??別に何でもいいだろ」
「よくない」
「迎えに来たんだよ馬鹿」
「え…」
“迎えに来た”って…本当に??
「あん時からどっかの誰かさんが俺の事避けるから」
「え、あたし避けてなんか…」
「誰かさんがお前なんて言ってねーだろ馬鹿」
「馬鹿馬鹿うるさい!!晃汰の方が馬鹿!!」
「あー、そうかもな」
晃汰が晃汰らしくない。
あたしが言い返したのに何も反論してこない!!
どういう事!?!?
「この間、急にブチギレて悪ぃ」
「晃汰…」
急な晃汰の言葉は凄く意外なものだった。
「別に気にしてないもん」
あーやってしまった。すねちゃ駄目だよあたし!!
「嘘つけ。気にしまくってたくせに」
「う゛」
超図星…。