蹴球魂!!!!
「大輔先輩!!マネージャー希望の子、連れてきましたよーっ♪」

「おお!!円ちゃんでかした!!!!」

「やった☆」


放課後、あたしはグラウンドに胡桃を連れていった。

大輔先輩にOKしてもらえれば、マネージャー確定だし♪


「じゃあ、自己紹介してもらえる??」

「はいっ!!1年で、円とか森山くんとかと同じクラスです!!サッカーの知識は全くありませんが、やる気はあります!!」

緊張しててもしっかり喋れる胡桃。…やっぱり凄いなぁー☆

「選手1人1人のデータ作りとかもするので、お願いしますっ!!!!」


大輔先輩が、作戦などを書き込んでる“サッカー部ノート”に、必死に何かを書いてる。


「ん…うちの部は結構忙しいけど、全員の相手が出来る??」

「はい!!頑張りますっ!!」

「よし、じゃあ…合格っ☆」


笑顔でノートを閉じる大輔先輩。

胡桃は、眩しいぐらいの輝かしい笑顔で、あたしの元に走ってきた。


「よ…よかったぁ…」

「ふふー!!駄目だったら“あの人”に会えないもんねーっ??」

「う…うるさいよぉー」


必死に赤くなる顔を隠す胡桃。


「君が、新しいマネージャーさん??」

「え…??あっと、は、はいっ!!!!」


噂をすれば…そこに現れたのは、紛れもなく唯斗先輩。

かわいいかわいい胡桃の乙女心を奪った確信犯!!笑


「じゃ、そろそろ行くね」

「はいっ!!頑張って下さいーっ!!」


照れながらも唯斗先輩にしっかりアピールした胡桃。


これから…毎日頑張ってね!!!!
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