蹴球魂!!!!
Game18
「ついに明日は中間、だな」
1週間通い続けた晃汰の部屋。
毎日眺めたクリスのポスターも、晃汰が真剣に勉強する姿も…。
「今日で、最後かぁ…」
嫌だな、もうここに来れなくなるなんて…。
ーチッ チッ チッ チッ…
時計の針が夜6時50分を指した。
「もうこんな時間!?あたしそろそろ、帰るね??」
あたしは重い口を開いてそう告げた。
本当は、帰りたくなんかない。
まだ一緒にいたい。
もっと教えてほしい。
「じゃ、送る」
そんな淡い期待が晃汰に伝わるわけもなく、あたしたちは晃汰の家を出た。
でも、初めて“送る”って言ってくれた事に、単純に喜んでるあたしもいた。
ータン タン タン
重なるあたしと晃汰の足音。
もどかしいあたしと晃汰の距離。
寂しいな……。
そんな想いも虚しく、あたしたちは駅に着いてしまった。
「じゃーな」
「うん…」
「テスト、100点取らねぇと許さねーから」
「えぇ!?何それっ!?!?」
無理にもほどがあるってぐらいの条件を出してきた晃汰。
「とりあえず今日までサンキュ」
1週間通い続けた晃汰の部屋。
毎日眺めたクリスのポスターも、晃汰が真剣に勉強する姿も…。
「今日で、最後かぁ…」
嫌だな、もうここに来れなくなるなんて…。
ーチッ チッ チッ チッ…
時計の針が夜6時50分を指した。
「もうこんな時間!?あたしそろそろ、帰るね??」
あたしは重い口を開いてそう告げた。
本当は、帰りたくなんかない。
まだ一緒にいたい。
もっと教えてほしい。
「じゃ、送る」
そんな淡い期待が晃汰に伝わるわけもなく、あたしたちは晃汰の家を出た。
でも、初めて“送る”って言ってくれた事に、単純に喜んでるあたしもいた。
ータン タン タン
重なるあたしと晃汰の足音。
もどかしいあたしと晃汰の距離。
寂しいな……。
そんな想いも虚しく、あたしたちは駅に着いてしまった。
「じゃーな」
「うん…」
「テスト、100点取らねぇと許さねーから」
「えぇ!?何それっ!?!?」
無理にもほどがあるってぐらいの条件を出してきた晃汰。
「とりあえず今日までサンキュ」