MY FRIEND【完】
「ん……」
何時も通りの朝…
今日、あたしは学校には行かないことに決めていた。
下に行くと、お母さん達の声が聞こえて来る。
あたしは扉を開け、リビングへ入った。
「どうしたの?」
「司こそ、学校は?」
「休み」
あたしは嘘を吐いた。
大体は家に母がいないから勝手に休んで済ますけど、家にいる時は何時もこうだ。
「そうなの?まぁいいわ。ちょっと話があるの…」
「なぁに?」
何時もはろくに話さないお母さんだけど、なんだか深刻そうなので話を聞いた。