君と僕との約束



「…………っ」



桜田さんは抵抗しようと腕を引くが逃げれないとわかると悔しそうに俯いた。



「わかった?」



できるだけ優しく問い掛ける。



「わかったよ……わかったから、あの、」



掴まれてる腕を見て、僕を見た。



「ああ、ゴメン。」



すぐに手を離したが少し赤くなっていた。



「ゴメン………ちょっと赤くなっちゃったね。」



「大丈夫、だよ。」



桜田さんは摩りながら言った。



「ん…さて、これからどうするか…。」



まずは何をするべきなのか。迷ったところで桜田さんの携帯が鳴りはじめた。
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