隣のナイト幼なじみはヤンキー
仕方なく、桜太とバーガーショップを出る。



ここはにぎやかな繁華街で、自宅までは徒歩30分ぐらい。



「送らなくても大丈夫なのに……いいの?友達置いてきちゃって」



「いーって。また明日も会うしな」



「そうなんだ。ヒマなんだねー」



「ヒマじゃねぇっつの。明日は彼女も来るしな。その友達に男紹介したり、色々忙しー」



「それ、別に忙しくないじゃん。それに、もう新しい彼女できたんだ?相変わらずはやーい!」



桜太は、昔っからすごくモテる。



小学5年のときから、彼女がいたっけ……。



しかも連れてるのは、美人ばっかり。



「早いつっても、今回は1ヶ月空いてたぜ」



「早いよ」



あたしなんて……。



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