隣のナイト幼なじみはヤンキー

リキはあたしの唇を食べちゃうんじゃないかってくらい、優しく何度も唇にタッチ。


頭の中が……しびれて、ボーッとしてきた頃……。


「……っ……んっ」


さっきまでと、ちょっと違うキスが始まった。







やだ、恥ずかしい。なに、これ……。


リキの胸を何度か強く押し返すと、やっと唇を離してくれた。


「……マジで初めて？」


ちょっと驚いた感じであたしを見てる。


コクりと頷くと、リキがギュッと抱きついてきた。


「り……リキっ……」


「嬉しすぎ。ヤベ……ハマりそぉ」


「えっ？キスが初めてって……バカにしないの？」


「は？むしろ逆だろ」


「え、逆なのっ!?」


「少なくとも、オレはな」


リキはあたしに抱きついたまま、ベッドに転がった。