隣のナイト幼なじみはヤンキー
「花梨ちゃん、これ持って帰って。この間、旅行に行ったときのお土産」
うわ、うしろからリキのママがやってきた。
渡されたのは、マカダミアナッツのチョコ。
「さや、隣にはこないだ渡してたろ」
リキのパパが、ママに寄り添ってる。
「そうだけど、キララちゃんをウチに呼んで渡したとき、その場で半分ぐらい食べてから、
花梨ちゃん、もしかして食べてないかと思って」
えぇっ、ママ、そんなはしたないことを……。
最悪。
「あいつ甘いモン好きだからな~。花梨ちゃんも甘党か?なんならもっと持って帰れよ。たくさんあっから」
「いえっ、いーです。これで十分です。ありがとうございますっ」
おじぎをして、逃げるようにして、自分のウチに帰った。
うわ、うしろからリキのママがやってきた。
渡されたのは、マカダミアナッツのチョコ。
「さや、隣にはこないだ渡してたろ」
リキのパパが、ママに寄り添ってる。
「そうだけど、キララちゃんをウチに呼んで渡したとき、その場で半分ぐらい食べてから、
花梨ちゃん、もしかして食べてないかと思って」
えぇっ、ママ、そんなはしたないことを……。
最悪。
「あいつ甘いモン好きだからな~。花梨ちゃんも甘党か?なんならもっと持って帰れよ。たくさんあっから」
「いえっ、いーです。これで十分です。ありがとうございますっ」
おじぎをして、逃げるようにして、自分のウチに帰った。