隣のナイト幼なじみはヤンキー
「リキのとこの両親、毎朝チューしてるの、ウチから見えるよ」



「うぉっ、悪趣味。覗いてんなよ。しかも花梨、チューって……」



桜太は、プククって含み笑いをしてて。



もしかしてあたし、バカにされてる?



「ちょうどあたしの部屋から、リキのウチの玄関が見えるんだってば!

そっ、それに。チューのなにがおかしいわけ!?」



思わず真っ赤になるあたしを見て、桜太はこらえきれずに爆笑してる。



「あーっ、腹いてぇ。ガキじゃねーんだからさ。……まさか、花梨。まだ、とか言わねぇよな?」



ニヤニヤと、バカにしたような笑みを見せる桜太。



「はっ!?あ……あるに決まってるし。もう……数えきれないぐらいした」



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