隣のナイト幼なじみはヤンキー
リキの部屋で、イチャイチャしながら……とかバカな妄想をしてたあたし。


それって、もしかしてとんでもない勘違い!?


「うー……。勉強嫌いなんだよねぇ」


「オレが教えても?」


そんな優しい目で見つめられたら、やっぱり違うこと考えちゃう。






「……優しくしてね?」


「言い回しがなんかエロくね?」


「なっ、なにが!?スパルタはやだって言っただけなのにーっ!もうっ、リキの意地悪っ」


真っ赤になるあたしを見て、リキは完全に楽しんでるみたい。


「じゃ、花梨の部屋でいーよな。今日と明後日。行くから」


「一緒に帰る?」


「終わる時間違うし。適当な時間、連絡する」


一緒に帰りたかったな。……ま、そこまで欲だしちゃダメかぁ。とりあえず今は諦めよう。


初めてリキと、メアド交換。



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