隣のナイト幼なじみはヤンキー
「今日、花梨……ウチ来るか?」


ドキッ。


カテキョの日じゃないよね。


「うん、行く」


「学校終わったらすぐ来いよな。ウチ、誰もいねぇから……」


それって、それって!甘い予感に、なんだかドキドキ。


「リキのママは?」


「昨日から親父の仕事に一緒について海外行ってる。しばらく誰もいねぇから……寂しーし」


寂しいっ!?リキがそんなこと言うなんて。


「あたしでよかったら、毎日行ってあげるよ?」


「マジで?……朝まで、一緒にいてくれる?」


リキは甘い笑みを見せ、あたしの髪に指を通す。


ドッキーン!!


朝までっ!?いっ、いいよ。


って言いたいけど、突然の言葉に体が固まってしまって、うまくしゃべれない。



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