隣のナイト幼なじみはヤンキー
「いや……昨日はさ」


そこまで話して、雷斗さんがあたしをチラッと見る。


リキもあたしを見た。


えっ、もしかして、あたしジャマ!?


なんとなく、そんな雰囲気。


「リキ、花梨ちゃんの前でゴールドアイの話すんなっつってたしな……あとでするか」


雷斗さんはやんわり笑うと、それっきり昨日の話題には触れなかった。


……あたしは、リキがどんなグループにいるのか知りたいんだけどな。


桜太が言ってたみたいなことは……リキはしてないよね?


ゴールドアイをやめて欲しいって言ったら、リキは驚くかな。






結局、ふたりっきりで話したそうな空気が漂ってたから、あたしは早めに教室に戻ることにした。


それに、夢にアイスクリームを届けなくちゃいけないしね!


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