隣のナイト幼なじみはヤンキー
店の一番奥のゆったりとした大きめソファーに、夢と数人の男女が座っていた。


女の子は夢の友達っぽい。男の子たちは、ピアスや金髪のいかにもなヤンキー。


彼らに囲まれ、夢はご機嫌な様子でケタケタと笑っていた。


「夢~、こんなとこにいつも来てるんだ?」


「たまにね!今日はお兄ちゃんの友達と合コン中なの」


「合コン!?聞いてないよ」


「言ったら来ないでしょー。女子が足りなくって。お願い、いるだけでいいから」


……もう、相変わらず合コン好きなんだから。


それにしても、ここにいるメンバーみんないかついし、ちょっと怖い。


ベタベタされたら嫌だなぁ……。


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