隣のナイト幼なじみはヤンキー
「だもん、だって。やべ、かわいーなっ」


「え?」


「なぁんか、ほっぺた赤いですよー。暑い?」


遊くんがあたしの頬を冷たい手のひらでギューッと包み込んできた。


冷たくて気持ちい……っていうか、なんか体中がホカホカしてきたよ?


しばらく遊くんと話してたら、フワフワして……眠くなってきちゃった。


思わず遊くんの肩にもたれかかると、遊くんがギュッと肩を抱いてきた。


あっ……あたし、なにやってるんだろ。


遊くんにギュッてされてる場合じゃない。


慌てて体を起こすも、なんだか力が入らない。


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