隣のナイト幼なじみはヤンキー
「夢~、どうすんべ。花梨ちゃん、グデグデになっちった」


そんな声が聞こえてくる。


「うわ、花梨っ!?もうっ、お兄ちゃん、何飲ませたの?」


「カクテルをちょびっとだけな。この子、びっくりするぐらい弱いな。困ったな、寝たら連れて帰れねーな」


連れて帰る?


そうだよ、朝までにはウチに戻らないと……。


パパより早く帰らなくちゃ……また、怒られる。


あ、パパって言ったら遊くんに笑われちゃうかな。


でも……もう、どうでもいいや。


睡魔に襲われ、気付けば深い眠りに落ちていた。



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