隣のナイト幼なじみはヤンキー
「ごめんなさい……」


「いいって。ま、流されないってわかったし?昨日のアイツとはマジでなんもないんだよな?」


「ないっ、本当になんでもないから!」


「ん……わかった」


リキはあたしをギュッと抱きしめ、顔をスリスリしてきた。


「くすぐったーい……」


「このまま、横になってよーぜ。花梨……いー匂いすんな」


リキはあたしの髪に顔を埋め、更にキツく抱きしめてくる。


しばらくすると、リキはそのまま……静かに寝息をたてていた。


色々あったけど、


あまりに無防備で子供みたいなリキの寝顔を見たら、


なんだか温かい気持ちでいっぱいになった。



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