隣のナイト幼なじみはヤンキー
優先順位
あたしもウトウトして、気がつくとリキの腕の中にいた。


リキはまだぐっすり眠ってる。


……よく寝るなぁ。昨日何時に帰ってきたの?


彫りの深いリキの顔を眺める。


キレイ過ぎるよ……。


リキこそ、あたしが見てないときに女の子にキスされたりしてない?


そう思ったらヤダけど、リキに限ってそれはないよね!?


今までの女の子全員と手を切ったって、あたしは信じてるからね。


リキに抱きつくと、リキが目を覚ました。


「寝過ぎた……。今、何時?」


「今はー、5時だよ」


「5時?……ヤベ、出かけねぇと」


えっ、どこに!?


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