隣のナイト幼なじみはヤンキー
「聞きたいのに……」


「ゴールドアイの話なんか、つまんねーだろ」


「ううん」


「爆音響かせて山道走って、スカッとして、はい終わり。そんだけだぜ?」


本当にそれだけなの……?


「楽しそう。今度あたしも行きたいな」


リキがどんな風に走ってるのか、あたしも見たい。


「ダメに決まってんだろ?花梨は、ヤンキーとは関わらせたくない」


「なんで?」


「危険だから」


「キケン……リキは大丈夫なの?」


「オレは男だし?そこらのヤツよりか、力もあるつもり」


一瞬、坂部さんのことを思い出した。


そうだ、今日こそ確かめなくちゃ。


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