隣のナイト幼なじみはヤンキー
「集団で……悪いこと、したり……するの?」


恐る恐る聞くあたしを見て、リキは即答した。


「悪いって、誰の基準?」


え……。


「誰のって……一般的にいう基準」


「一般的なぁ……。まぁ、悪いことはしてないつもりだけど?なんでんなこと聞くわけ?」


「そっ、それは。あのね、坂部さん……あたしを犯そうとした人が……」


「あぁ……アイツ?今度見つけたら、ぶち殺してーな」


「えっ!?」


やっぱりリキが……!!


「あんときひかれてたら、オレ今ここにいないしな……。そしたら、花梨とも付き合えなかった」


切ない瞳で見つめられ、胸がキュンとなる。


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