隣のナイト幼なじみはヤンキー
「そっ……それは困るけど」


でもね、リキを行かせたくない。


それに、桜太が言ってたゴールドアイの噂も気になるし。


リキはあたしがそう答えるのがわかってたみたいに、フッと微笑むとあたしを腕から解放した。


リキがゴールドアイから抜ければ、桜太も認めてくれるんだよね?


「リキ……ヤンキーなんて、やめて?夜遊びしないであたしの側にいてよ」


「……そーだな」


「ホントにっ?」


「でも、今日は行く」


「え!?そんなぁ……。今日辞めちゃって?」


あたしがリキにすがりつくと、困ったように苦笑いされた。


「あのなぁ……今日で辞めますっつって、辞めれるもんじゃねーの」


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