隣のナイト幼なじみはヤンキー
「花梨~、昨日はごめんね?親に怒られなかった?」


「大丈夫。見つかってないから」


「ホントに?」


「うん。それより、問題は遊くんだよ。あたしにキスさせたんだけど!?」


「あははっ、そーなの?お兄ちゃん、キスされるの大好きだから。どーせほっぺにキスでしょ?」


「どーせほっぺにって、あたしのキスはそんなに軽くなーい!」


「悪気ないから許してあげて~?ね、今お兄ちゃんがそっち向かってるから、玄関出て待ってて」


……えっ!?また来るの?冗談じゃないよ。


「やだっ!遊くんのせいで、リキにお仕置きされたんだから」


「キャー!なにそれ、エロい方!?」


「違うってば!」


夢はキャーキャー言って、あたしに話す隙を与えてくれない。


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