隣のナイト幼なじみはヤンキー
「そーいうことは、オレに任せろ!」


……へっ。


「桜太、寝てたんじゃないのっ!?」


「ちょっと寝たら復活した!!なんか面白そーな話になってんじゃねぇか!行くぞ、花梨」


え~っ!


桜太はあたしを引っ張り、店の外に出ていく。


「ちょっと、見つかっちゃうよ?」


「あっちの人数見たか?一人ぐらいまじっててもバレねぇよ。そんなもんだ」


遊くんと違い、桜太って見かけ倒しじゃないんだ!?


威勢の良さとその度胸に、桜太が頼もしく思える。


「うん、行こう」


ゴールドアイのメンバーが、バイクにまたがり次々とバイクを発信させるうしろを、


あたしと桜太も……


追いかけることになった。




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