隣のナイト幼なじみはヤンキー
「すげーな。リキにそっくりだよな……」


「だから、あれはリキなんじゃないかな!?」


「あの真面目ぶったリキが?ゴールドアイに入れたとしても、パシリ止まりだろ。リーダーとか、ありえね~からっ」


桜太はケラケラと笑って、あたしの肩をバシッと叩いた。


「それにしても、似すぎだよ?桜太、リキが双子だなんて聞いたことある?」


「さあな~。……たださ、小学校上がる前、アイツ海外住んでたろ?オレ、ほとんど会ったことなかったんだよな」


リキって、小さい頃ずっと海外に住んでたの!?


初耳だよ?


そんな話、聞いたこともなかった。


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