隣のナイト幼なじみはヤンキー
桜太って……よく見たら、リキに少し似てる。


睫長いところとか、クッキリ二重でクールで涼しげなのに、なんだか憂いを含んだような、優しい目元とか……。


顔は似てないけど、目が……似てる。


こんな状況なのに、桜太にドキドキするどころか、リキのことを考えてるあたし。


……リキに、会いたいよ。


昨日はあのまま、また走りに行って……まだ帰ってないのかな。


ぼんやりそんなことを考えてると……。


「……花梨、そんな見つめんなよ」


……へっ!?


目の前の桜太が、ほんのり赤い顔をして、そう呟いた。


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