隣のナイト幼なじみはヤンキー
あなたは誰?
ウチに帰ると、ちょうどパパとママが帰ってきたところだった。


「花梨、学校は?」


「ちょっと熱っぽくて……休んだの」


「そうか……。でもなんで外から帰って来た?まさかまたリキくんと……」


パパが疑わしそうな目をあたしに向けてくる。


「ちっ、違うの!ちょっと桜太に用事があったから」


「そうか。……無理するなよ、熱は?」


パパがおでこをコツンとくっつけてきた。


「……そんな高そうじゃないけど、大人しく寝てなくちゃな」


「はーい」


パパはそのまま車に荷物を取りに行ったから、急いで部屋に戻った。


……昨日のこと、パパにバレたら大変だよ。


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