隣のナイト幼なじみはヤンキー
そう……思ってたんだけど。


しばらくして、坂部さんが車を止めた場所は、遥か遠くに一面の夜景が広がる、すごーく素敵な夜景スポットだった。


4人で車を降り、夜景を眺める。


綺麗な夜景を見ていると、さっきの出来事が、まるで嘘のよう……。






「キラキラして、綺麗。こんな所、初めて来た……」


「なら良かった」


坂部さんの顔、暗くてはっきりわからないけど……なんだかドキドキしてくる。


彼氏とのデートって、こんな感じなんだろうな。


「……くしゅんっ!」


「制服だけだし、寒いよな。車入る?あの二人は、しばらくほっとくか」


夢と彼氏は二人の世界に入っちゃってて、静かだなって思ったら……キスに夢中だった。


あたしは坂部さんと、二人で車に戻ることにした。




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