隣のナイト幼なじみはヤンキー
車に入ると、坂部さんがエンジンをかける。
春先なんだけど、山の中だから少し肌寒くって、暖房をつけてくれた。
車のライトがついてないし、室内は暗い。
坂部さんと二人きりになったことで、今さらのように心臓がドキドキし始めた。
運転席に座っている坂部さんが、こっちに体を向けるのがわかった。
「花梨ちゃん、オレと付き合わない?」
直球でこられ、びっくり。
大学生ってこんな感じなんだ!?
「そんなこと言って、いいんですか?坂部さん、大人だし。あたしなんて、まだ高校生のガキだし……」
春先なんだけど、山の中だから少し肌寒くって、暖房をつけてくれた。
車のライトがついてないし、室内は暗い。
坂部さんと二人きりになったことで、今さらのように心臓がドキドキし始めた。
運転席に座っている坂部さんが、こっちに体を向けるのがわかった。
「花梨ちゃん、オレと付き合わない?」
直球でこられ、びっくり。
大学生ってこんな感じなんだ!?
「そんなこと言って、いいんですか?坂部さん、大人だし。あたしなんて、まだ高校生のガキだし……」