隣のナイト幼なじみはヤンキー
「そんなこと……言わないでよ。あたしの気持ち、大切にしたいって……言って、くれたよね?」


「……言ったっけ」


「言ったよ……」


あの優しいリキは、どこに行っちゃったの?


「覚えてねぇや」


リキはあたしを残して、そのまま矢吹さんがいる場所へと姿を消した。


リキ……。


「ねぇアンタ、相当めんどくさいオンナだよね」


ポニーテールの女の子が、あたしを見てニヤついてる。


「め……めんどくさいかな」


「うん。なんでエッチしないの?」


「だって……妊娠したくないし……」


あたしがそう言ったら、驚愕の表情を浮かべられた。


「う~わ、重っ!!まさかそれ、ケイに言ったの?」


「言ったよ?……悪い?」


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