隣のナイト幼なじみはヤンキー
踏みにじられた想い
矢吹さん、いい人だぁ~。


あたしはすっかり、いい気分になっていた。


リキはあんなだったけど、きっとただ機嫌が悪かっただけなんだよ。


あたし、リキを信じる!


ウチに帰ると、ママが料理を作って待っていてくれた。


「ただいま~」


「花梨、おかえり!遅かったね」


「うん。えーと、夢と買い物……あぁっ!!」


しまった!夢のこと、すっかり忘れてたよ。


うわ、どこにいるんだろ。


急いで自分の部屋に行き、夢に電話をかける。


……出ないや。


どうしよう……あたしがいなくて困ってるよね。


そのあと、何度も連絡したんだけど、夢は結局電話に出なかった。


気になりつつ、連絡を待ってると……


夜中に夢から連絡が入った。



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