隣のナイト幼なじみはヤンキー
あんまり寝てないまま、学校へと向かう。


朝、リキは早めに家を出ていた。


追いかけようかと思ったけど、お昼でいいや。


昼休みに突然持っていって、びっくりさせちゃうんだ!



あたしのお弁当を包んだハンカチは赤のチェック。リキのお弁当を包んだハンカチは、ブルーのチェック。


フフッ、なんかいいっ!


これこそ、付き合ってるって感じだよね。


彼女らしいことできるように、これからもっと努力しよう。


気分よく昼休みを迎え、リキのいる2年の教室へと向かう。


ちょうどリキは、教室を出ようと、扉のところまで歩いて来ているところだった。


「……リキ!」


リキに声をかけると、一瞬驚いてたけど、


なぜだかあたしを無視して、そのまま素通りしてしまう。


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