隣のナイト幼なじみはヤンキー
「待って。あのね、一緒にお昼食べよ!」


あれっ。


リキはなんの反応も見せず、そのまま階段をおりていく。


……まだ怒ってる?


「昨日は、機嫌が悪かったんだよね。あたし……ごめんね。もう、ゴールドアイについて行きたいとか言わないから……だから」


「ウザ……」


「えっ?」


「まだ懲りてねぇの?昨日、散々嫌な思いしたろ……諦め悪いよな」


「あっ、あたし前向きなとこだけが取り柄だから!」


「だからウザいっつってんの。しつこいオンナ、嫌いなんだって」

リキはあたしを振りきり、踊り場を過ぎ、更に階段をおりていく。


「リキ、待って。あたし……リキと……したいなって」


「……は?」


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