隣のナイト幼なじみはヤンキー
「こーいうの、持ってたんだ?」


リキは、あたしの背中側から首筋にキスしながら、キャミソールを指さす。


「んっ……」


くすぐったいような甘い痺れが全身を駆け巡り、うまく喋れない。


「花梨は、大人っぽい格好が似合うよな。これ、かなりオレ好み……。ま、すぐ脱がせるけど?」


リキは正面にまわってくると、ベッドの上で、あたしを膝に乗せてお姫様抱っこをした。


キャミソールの上からそっと体をなでられ、ギュッと目をつぶる。


……うわぁっ。ゾクゾクする。


「……今日は、エッチはしないから」


緊張感が高まっていたときに、リキがそっと呟いた。


えっ、どういうこと?


あたしがキョトンとしてると、リキは優しく目を細めた。



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