隣のナイト幼なじみはヤンキー
……このままずっと、こうしてたいな。


優しいリキのままで、いてほしいし。


ドンドンッ!


……えっ?


いきなりリキの部屋のドアが、勢いよく叩かれた。


リキも、ハッとして上半身を起こす。


ドカッ!


ウソッ!


ドアが開いたかと思うと、眉間にシワを寄せた、リキのパパがいきなり部屋に入ってきた。


「おい!?勝手に入ってくんなよっ」


慌てるリキをみても、リキのパパは全く表情を変えない。


シーツとリキの陰に隠れてるとはいえ、あたし裸だしっ。


急いでシーツの中にもぐりこむ。


「おー、取り込み中悪いな。リキ、服着て今すぐ下に下りてこい」


リキのパパは低い声でそう言うと、1階へと下りて行った。


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