隣のナイト幼なじみはヤンキー
「いい子を……演じて」


「リキ、文章書くのが好きみたいでさ。さっき見せた文集みたいなこと、小学生の時のノートの切れはしに書いてあんの、つい最近見つけたんだよな。

いい子にしないと、ケイみたいに捨てられるって……」


「そんな……」


「リキには、体が弱いから仕方なく預けたって、何度も説明したんだけどな?ガキにはわかんねぇよな……」


「あの……ケイくんは、大丈夫だったんですか?」


「ケイか?……そうだな。あいつは順応性あったし、元々兄貴たちに懐いてたから。

あっちにも友達がたくさんいたし、すぐにオレらのいない生活に慣れたって聞いてる」


「最近は、ずっと会ってないんですか?」


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