隣のナイト幼なじみはヤンキー
だけど、全部イヤじゃない。


えへへっ、そう思ったら、あたしとリキってベストカップルだよね!


部屋を出てったリキが戻るまでに、必死で問題を解く。


む……難しい。


とりあえず間違っててもいいから、回答欄をうめた。


しばらくして、リキが戻ってきた。


「お待たせ」


ギリギリセーフ!やっと問題解き終わったし。


「リキ、手に持ってるのって……」


「オレの書いた小説」


「小説っ!?」


「そ。パソコンに書いたやつを印刷して、いつも親友に送ってんの」


親友……?


リキが小説を書いてることもびっくりだけど、それを友達に送ってるんだ!?


あたしがポカンと口を開けてると、


リキがあたしの隣に座って、その小説を見せてくれた。



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