隣のナイト幼なじみはヤンキー
すぐ近くに駅が見えたから、夢と電車に乗って、帰った。


ほーんと、今日はとんでもない日だったな。


大学生に浮かれて、危うく処女を失うところだったよ。







……あたしを助けてくれたのは、


リキだった。


偶然だったってのは、わかってるよ?


だけど……


なんだかちょっぴり、運命感じちゃった。



リキは、少しもそんな風には思ってくれなかったのかな……。


あたしが襲われかけたのに、なんとも思わなかったんだとしたら、それこそもう、絶望的。






『花梨は、オレの側から離れんなよ?ホントお前って危なっかしーよな』


って言って、優しく抱き締めてくれた、


小さい頃のあの日が、懐かしいよ……。





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