隣のナイト幼なじみはヤンキー
「あのっ。ゴールド……ふがぁっ!!」


夢は、多分雷斗さんに“ゴールドアイ”の話をしようとしたんだろうけど、雷斗さんによって、中断されてしまう。


いつの間にか夢は、口を押さえられ、壁際に連れていかれていた。


雷斗さんは、メガネの奥で目を細める。


「あのさー。その話、今されちゃ困んだけど」


う……わ。


天使の笑みが、なんだか殺気を帯びてるのは、気のせいっ!?


「しっ……しません、しません!あのぉ、あたしもメンバーに入れて下さいっ。興味あるんです」


……はいっ!?


夢が、なんかとんでもないことを言い出した。


「メンバーにねぇ……。じゃ、試験やってみる?」


試験っ!?



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