隣のナイト幼なじみはヤンキー
「ココは、お前が来るよーなとこじゃないから。帰れ」


「……ヤダ」


「はっ!?」


「だって、リキに会いたかったんだもん。ココに来れば、会えるかなって思って……」


あたしがそう言ったら、リキはあたしから目をそらした。







「……なに言ってんだよ、今さら」


「ホントだもん。ここ何年も、ずっとしゃべってくれないし、あたし……ホントはリキとしゃべりたかった!」


訴えかけるようにリキの顔を覗きこむと、


リキは片手で顔を覆い、はぁっと、再びため息をついた。


リキって、ため息多いな。……幸せ逃げますよ~?


なんて、思ってると。


「……だからって、わざわざココ来る必要ねーから。

オレに会いたきゃ、ウチ来れば?」


……えっ?



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