隣のナイト幼なじみはヤンキー
放課後。


家までの帰り道。


家が近付くにつれ、


あたしの心臓は……


ドキドキと、激しく高鳴っていた。





“リキのウチに行く”


ただ、それだけなのに。


夢が言ってた事が、頭をよぎる。


『雷斗くんが、リキくんもゴールドアイではかなりモテるって言ってたし、気をつけなよ?』


って……。


そんな、リキがモテるのなんて……


見たら、わかるし。






ただ、あの、人を寄せ付けないオーラのせいなのか、


学校では女子と一緒にいるところなんて、見た事がない。


そっか……ゴールドアイでは、モテてるんだ。


まさか、リキも雷斗さんみたく、あたしにいきなりキスしてきたりするのかな!?


好きじゃなくても……?



< 77 / 529 >

この作品をシェア

pagetop